事務作業員が毎日のようにこなしていく作業は、そのほとんどがデスクワークと呼ばれる情報処理業務と言えるでしょう。

必要な情報を探し出し、それらの情報を比較検討し、システム入力などの基本的な作業がそれに当たると言えるでしょう。

こういった人が今まで行ってきた作業一連の自動化を可能としたのが近年注目されている「RPA」ではないでしょうか。これは、第一条件として、作業にあたっての優先順位や判断が必要な場合の基準といったものが明確になっている作業が対象と言えるのではないでしょうか。

デスクワークでは、様々なデータを扱うために知的判断基準が必要な反面、その作業内容としてはとても単純な作業とも言えるでしょう。つまり、この判断基準を事前にルール化し、考えなくても判断できるように設定しておくことで、その作業をそのままRPAに任せてしまうことが可能であると考えられているようです。

人の仕事の中には、このような「単純作業」ではなく、状況別に細かく判断が変化してくるものもるのではないでしょうか。どの職業においても、ある程度「マニュアル」というものが決められているところは少なくないでしょうが、業務上、そのマニュアルにはない対応を求められてしまう場合もあるでしょう。

こういったケースバイケースのような事象が起こりかねない作業というのは、現時点ではRPAの導入は困難であると言えるでしょう。業務分担としては、全てを自動化することは難しいため、ロボットでも任せられる判断基準の確立されているものを着実に自動化し、人でなければまだ対応できないような作業に人材を配置するというような見直しが必要なのではないでしょうか。

ディープラーニング技術など、AI技術の発展は目覚ましく、猛スピードで実用性が向上している現代、人の経験をAIによって理解し、ルール化の必要なく判断できるRPAが出現するのも、そう遠くない未来かもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です