仕事というものには、どんなものでも「ポジション」と呼ばれる作業分担の単位というものがあるのではないでしょうか。そして、その単位ごとの作業には、必ずといっていいほど「ルール」というものがあるでしょう。

もちろん、自由な職場で自由に働けるといった会社も存在するでしょう。しかし、そういった会社であっても、自身の仕事を遂行するために自身で作業の優先順位を確定していくための指針となるようなものは誰でも持っているのではないでしょうか。そしてそれは「仕事ができる人」ほど簡略化され、システム化といってもいいほどの精度を持っていると言えるでしょう。

とても忙しい会社などでは、よくデキる社員に対して「もう一人あなたがいてくれたら」なんて言葉も耳にするのではないでしょうか。

もし、こういったルールを本当にシステムとして覚えてくれて、代わりに同じ作業をしてくれるロボットがいたらどうでしょう?

作業の効率化が可能となるだけでなく、ノーミスかつノー休憩で今まで自分のやってきたことを完璧にこなしてくれたとしたらどうでしょう?

実は、そんな夢のようなロボットが、今実際に世の中では働き始めているようです。それは「RPA」と呼ばれるロボットで、今まで人が行ってきたデスクワークなどの作業をルール化し、覚えてもらうことによって、それに基づいて作業を遂行するロボットと言えるでしょう。

例えば、どのデータのどの数値を、どこに入力していくのか、また、コピペしていくのかといった作業が挙げられるでしょう。単純作業であればあるほど、ルールは簡単ですが、それとともに人の集中力は落ちていくのも現実でしょう。

ロボットがその作業を代わりにやってくれることで、こういった飽きやすくミスしがちな単純作業が効率よくスピーディに行われるのではないでしょうか。

人の行っている知的作業と呼ばれる情報処理を行うことができるロボットを設計し、構築、運用していく取り組みが「RPA」であるとも言えるでしょう。